ダイビングの始め方

ダイビングの始め方
海遊びの中でも究極の遊びと言われているのがスキューバダイビングです。
実際に水中で呼吸して魚たちと戯れるのですから、これ以上の海遊びは無いですよね。
そのせいかハードルを高く感じてしまうことも確かです。
その一つは怖いということでしょうか。陸上で生活している人間が、30分以上も水中で活動するわけですから、怖さはありますよね。しかし昔に比べて科学(?)も進歩して、当然ダイビングの器材も進化してきました。今も昔もダイビングは器材に頼るレジャーですから、ダイビング器材の進化はダイビングを安全なレジャーにしてきました。
しっかりとした器材の使い方と幾つかの約束事を覚えれば、安心して水中で遊ぶことが出来ます。
この器材の使い方と、約束事を身につけるのがダイビングの最初の講習(オープンウォーターコース)となります。この最初の段階でどんな講習を受けるのかで、ダイビングのイメージも変わってきます。
次のイメージは金額が高いということでしょうか。講習料自体は、海の特殊なレジャーの講習としてはそれほど高くはありません。20年位前に比べて半額くらいの料金になりました。問題は器材の料金でしょうか。前述しましたがダイビングは器材に頼るレジャーです。器材の良し悪しはダイビングにとても影響してきます。値段が高いのは正直しょうがないことだと思います。ただ問題なのは最初の段階で一気に買わなければならないと思い込まされちゃうことでしょうか。さすがに最初の段階でウン十万円はびっくりしちゃいますね。器材は必要なとき(主に自分自身のやる気)に必要なものを選んで購入するのがいいいいと思います。

そこでアクオスの最初の講習(オープンウォーターコース)は2つの基本コンセプトで講習を行います。
その一、人数は基本1~2名、最大でも4名の少人数で行います。
また不安があってマンツーマン希望の方は事前に申し出があればマンツーマンでお受けします。その際、別途料金は発生しません。
その二、講習はすべてレンタルでOK。料金はレンタル代込みの設定

ダイビングというレジャーが自分にあっているかどうか、まずは確認したいという方は体験ダイビングに参加してみるのもいいかも知れません。
半日くらいの工程でダイビングを体験できます。海の楽しさを経験するにはとっても手軽なコースです。
アクオスでは様々な体験ダイビングコースをご用意しています。

ビギナーダイバー・・・ダイビングにより慣れたい
晴れてダイバーとなった皆さんは海を目いっぱい満喫してください。
とにかくたくさん潜って海に慣れる事が大切です。
よりダイビングに慣れるためのちょっとしたスキルをご紹介します

その1・・・マスクにちょくちょく水が入る場合は。
講習ではマスククリアーの練習などマスクに入った水をなくす練習をたくさんしたと思います。皆さんが一番いやな練習だったと思います。
しかし実際のダイビングではどれほど水が入ってくるのでしょうか。マスク全部に水が入るなんて事は皆無です。
ただありえるのは鼻の下辺りに水が絶えず溜まってしまうことです。
しかしそれはとっても気になることですよね。
この原因は2つあります。ひとつは鼻から息をはいてしまうことです。
鼻からの息でマスクに少なからず隙間が開き、そこから水が浸入してしまいます。講習中に口呼吸で呼吸してくださいと言われてきたと思いますが、鼻呼吸で生活している人間が、水中では口呼吸に変えるのは、なかなか難しいと思います。
また鼻の下に若干でも水が入っていると、無意識に押し出そうと鼻から息をしてしまいます。
そんなときはマスクを手で押さえてみましょう。それだけでも鼻から息は出なくなります。
2つ目はマスクが顔に合っていない事。
特にマスクをしたときに鼻の尾翼(鼻の穴の外側の部分)がしっかりとマスクに入らず縁等に当ってしまっているとそこから隙間が出来て水が入ってきます。
これはとにかく自分にあったマスクをすることですね。

その2・・・じたばたしてしまう。
水中では自分の意思とは関係なく、バランスをとるのが難しいです。
バランスが上手く取れないと必要以上に疲れてしまいます。
止まっているときも動いているときもバランスを上手く保つのに必要なことは適正ウエイトを知ることです。
ウエイトが重すぎもせず軽すぎもしない状態こそが、水中で楽に過ごせる近道です。
感覚的には潜降した地点(水深3Mとか5M位)で大きく息を吸ってぎりぎり浮き始めないくらいのウエイトで最初のころは調整しておくといいでしょう。
ただしウエットスーツの浮力等の影響も考慮しなければなりません。
出来れば早い段階で自分のウエットスーツを用意しておいたほうがいいでしょう。
まだまだ慣れていないビギナーダイバーの皆さんは潜る場所も注意しましょう。
いきなり流れのある沖合いや、アップダウンのある複雑な地形の場所は避け、入り江の穏やかな海を選んでください。場所のストレスが少なければ少ないほど、海を満喫できます。
また少し慣れればボートでのダイビングもいいかもしれませんね。
重いタンクを背負って歩かなくてもいいので体力的に楽なダイビングが出来るでしょう。

ここら辺で用意したほうが良いMy器材
中級ダイバー・・・ダイビングに慣れてきたら
何回か海に潜ってだいぶ慣れた皆さんは海の楽しさを満喫してきたと思います。
新しい海の楽しみを体験し更なるステップに進みましょう。
複雑な地形の場所は流れが出ますが、大きな魚にも出会う確率が高くなります。
また山脈のように連なる地形のダイビングは、まるで空を飛んでいるような感覚を体験できます。
さてそれらの場所でより楽しめるために、スキルアップをしなければなりません。

必要なスキル1・・・中性浮力
ここまで皆さんはある程度の中性浮力(いわゆる浮遊状態)のスキルは積んできていると思います。ここからは更にアップダウンにも負けない、中層でも止まってられる技術を身に付けていきましょう。
中性浮力は数多く潜ることで身に着けていきますが、コツとしては、適正ウエイトと、呼吸との兼ね合いです。
適正ウエイトであればBCに入れるエアーの量も少なくて済みます。少ないって事は水深の変化で起こる浮力の変化も少ないって事です。
また浮きそうなときに自分の息を吐くことでマイナス浮力を作れれば、BCの操作も少なくて済みます。このように中性浮力を上手く取るにはBCがあっているかどうか(使い勝手が自分にマッチングしているかどうか)が大切になってきます。
またアドバンスコースなどを受講して集中して練習するのもいいかもしれません。
伊豆海洋公園などはビーチでは珍しく地形が楽しめるポイントです。自分の中性浮力のレベルを確かめるのにはいいかもしれません。また、富戸とは違った大型魚にも出会えるかもしれません。
本格的なボートポイントもいいでしょう。
プチケーブポイントの雲見やダイナミックな地形の中木など面白い場所がたくさんあります。

必要なスキル2・・・フリー潜降浮上
ある程度の水深への(10M以上)潜降や浮上をロープ等を使わないでBCの操作だけで行うことが出来れば、ドリフトダイビングが楽に出来るようになります。
フリー潜降浮上は正確な水深のモニタリング、正しい姿勢とバランス、しっかりとしたフィンキック、適正なBCの操作が必要になります。
水深計はデジタル表示のものがわかりやすくていいでしょう。ダイブコンピューターは潜水時間の限界も教えてくれるのでとても便利です。
ここまでくれば伊豆半島最大のビックポイントの神子元でダイビングしてみましょう。
夏場のハンマーヘッドの群れやカンパチ、ワラサの群れがあなたを迎えてくれます。
アクオスではドリフトダイビングの技術取得を見据えたアドバンスコースも開催しています。
ここら辺で用意したほうが良いMy器材

リゾートでのダイビング
リゾート地でのダイビングは、環境面(水温や透明度を含め)での快適さから、ダイビングをおこなうには最適の場所です。サンゴ礁は多くの生物の住みかとなります。明るい海は水中の色彩を色とりどりの物にしてくれます。
リゾートでのダイビングの注意点はずばり日焼けです。短時間でも日焼けしてしまいますので、ラッシュガードは必需品です。
また水深の変化が、透明度が良すぎる関係でわかりにくく、ついつい深く、また水温が高いこともあって長潜りし易いです。帰りの飛行機の搭乗時間等もありますので、ダイビングコンピューターはあったほうがいいでしょう。
比較的初心者にも潜りやすいリゾートは国内では石垣島、海外ではグアムあたりでしょうか。石垣はサンゴ礁の綺麗なポイントから初心者でもマンタの見られるポイントまで始めてのダイビングでも十分堪能できます。グアムは日本からも近く、ダイビングポイントも穏やかな場所が多いところがうれしいです。
ダイビングに慣れているダイバーは与那国やパラオを楽しんでください。与那国はハンマーヘッドが見られるポイントや海底遺跡などちょっと日本離れしたポイントが目白押しです。パラオは日本から割と近いですがポイントのグレードはかなり高いです。ギンガメアジ、バラクーダ-の群れているブルーコーナーやマンタが見られるジャーマンチャネルなどの有名なポイントやちょっと足を伸ばしてぺリリュー方面に行けば、野性的な海を体験できます。

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