前回紹介した2012年TUSAより発売されるフルフットフィン「KAIL」。来年の発表を前に一足早く使用してきました。
「1ダイブ最後までしっかり蹴れる」が「KAIL」のコンセプト。サイズも他フルフットフィンに比べるとコンパクトで取回しも非常に楽。実際にキックしてみると、驚くほど軽く蹴れてしまう。「これで進んでるの?」って感じですが、しっかり進んでいるんです。
「25m器材を背負い全力キック」してアクオスオリジナルフィンと履き較べてみました。
「アクオスオリジナルフィン」と「KAIL」を同じ力でキックしてTIMEを計測。全力キックの感覚はGULL製MEWフィンは蹴ってる感覚が伝わるので推進力がダイレクトでわかりやすい。「進んでる進んでる~」って感じで!!
一方「KAIL」はもの凄く軽く蹴れるので、キックしても「あれ?進んでる?ってかキックしてる?」って自分自信に問いかけてしまう。
「MEW」と「KAIL」では履き較べると、明らかな違いがありますが、25m全力キックのTIMEは、較べてその差1秒。実際に使用した当人が一番ビックリしました。
足への負担も「KAIL」は少なく、その上、推進力もしっかりあり、取回しが良い「1ダイブ最後までしっかり蹴れる」フィンです。
フィンはダイビングスタイルや脚力で選択し、使い分けるダイバーも多いですが「しっかり蹴って、蹴った分だけ進んでる。水を押し出す感覚が欲しい。あのゴムのしなり具合が・・」ってダイバーはやはりMEWやワープフィンでしょうか。
逆に「しっかり進んで、なおかつ足も楽なら」ってダイバーの方には「KAIL」が良いかもしれません。
次回は「KAILブーツ」について紹介します。